「ブリリアントコンサート2010」盛会に終わる!

秋晴れの素晴らしいお天気の中、2年のインターバルをおいて開催された「ブリリアントコンサート2010」は

コンサートシーズンで連日あちこちでコンサートがひしめく中、会場はほぼ満席の盛会に終えることができました。
今回は「和と洋の架け橋」と題して、没年が同じラヴェルと貴志康一、その周辺の作品を集めて演奏者のトークを交えながら和やかに進行しました。高度なテクニックに支えられた新人宋和映さんの華麗なるピアノソロ。同時代に生きたラヴェルと貴志康一、この異なる2つの世界を前、後半で見事に演じ分けた?ソプラノ康瑛さん(ピアノ宮北昌子さん)とヴァイオリン桑原謡子さん(ピアノ武田佳美さん)による好演。
与謝野晶子、金子みすずの詩に曲をつけたわれらがホープ作曲家石若雅弥さんの作品は山守美由紀さんと柴田千恵子さんの美しい歌声
でしっとりと表現されみんなほっこり気分。そしてマリンバの松本真理子さん、現役の打楽器学生と演奏活動40周年を迎えられた大ベテランがひとつになって繰り広げられる迫力満点のステージに大拍手。アンコールは出演者全員による石若さん編曲の「赤とんぼ」で幕。
終演後はロビーにて出演者と駆けつけてきてくれた恩師、同窓会員、友人との交流のひとときでごった返し熱気ムンムン。今回のコンサートに協力いただいた貴志康一記念館の内野様、三木楽器の猪股様もご来聴下さいました。打ち上げ会では緊張のあとの心地よい疲れの中、先輩の話に耳を傾けたり、それぞれの思いを語ったりと・・・イタリア料理に舌鼓を打ちながら同窓生のつながりを再確認しあいました。出演者の皆さん、お疲れ様でした。そしてご来聴くださった方々、またチケットを通じて広めることに、寄付にとご協力下さった支部会員の方々、本当にありがとうございました。

コンサート企画主担 大冨栄里子

 

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